猪名川町議員 | ボランティア、NPO活動のさらなる活性化と活力ある自治型社会についての質問と提言

 

ボランティア、NPO活動のさらなる活性化と活力ある自治型社会についての質問と提言猪名川町議会会議録検索システムから引用

 

平成22年3月8日(第349回定例会)猪名川町議会会議録検索システムから引用

 

○議長(道上善崇君) 尾川君の質問は終わりました。
  続いて、石井君の質問を許します。
  石井君。
○7番(石井洋二君) それでは、議長のお許しを得ましたので、通告に基づきまして、ボランティア、NPO活動のさらなる活性ということで質問いたします。
  前任者と重なるところもあるんですけれども、近年、町税収入や地方交付税が落ち込み、歳入全体の伸びが今後も期待できない状況の中、地方分権、地域主権を初めとする新たな時代の要請に弾力的かつ的確に対応できる財政体質を確立するとともに、自治型社会にふさわしい自己決定、自己責任のもと、行政中心の考え方からサービスの担い手を地域住民などへと幅広くとらえ、体力に見合った財政運営を基本にして効率よく質の高い公共サービスの提供がさらに求められています。
  既存の事務事業について、公的関与の妥当性、指定管理者制度や民間委託、民営化などを総点検され、行政と民間の役割分担を再検討される中で、従来の地域における多様な住民活動はもちろん、代表質問の中でもたびたび出ていましたが、ボランティア活動やNPO活動などの自主的な住民活動とのパートナーシップがさらに重要となってくるのではと考えます。本町でも学校支援地域本部事業におけるボランティア活動、また観光ボランティアガイドを初め数々のユニークなボランティア活動が進められ成果も出ていますが、本町ではボランティア活動、NPO活動をどのように位置づけられているのか、まず初めにお尋ねします。重なっている部分は割愛してお願いします。
○議長(道上善崇君) 総務部長。
○総務部長(小北弘明君) それでは、ボランティア活動、NPO活動をどのように位置づけているかということでございます。
  近年、地域社会におきまして、身近な地域や学校、企業といったさまざまな場面で福祉や環境、国際協力などのボランティア活動に参加する人々が急速に増加して、多様な広がりを見せております。
  また、NPO法人につきましても民間団体の中で営利目的ではなくて社会的な事業を行っている法人として、法人格の有無を問わずさまざまな分野、福祉、教育、文化、そういったところで社会の多様化したニーズにこたえる重要な役割を果たしつつあります。
  このようなことから、いずれの活動につきましても、先ほどのご質問でもお答えをいたしましたように、本町のまちづくりの一翼を担っていただくという点で行政とのパートナーシップは今後ますます重要なものとなってくるというふうに位置づけておりまして、このほど策定をいたしました第5次総合計画におきましても、住民の参画と協働という項におきましてその活動の活性化、支援、ネットワーク化などについて明らかにいたしておるところでございます。
  以上です。
○議長(道上善崇君) 石井君。
○7番(石井洋二君) わかりました。
  従前においてボランティアとは自発性、無償性、利他性に基づく活動とされてきました。しかし、近年、有償ボランティアという存在が出現し受け入れられていることで、ボランティアの定義が自発性、無償性、利他性に加えて先駆性、補完性、自己実現性といった新たな概念がボランティア活動の特徴として指摘されるようになっています。先駆性とは、ボランティア活動が既存の社会システムの中に存在しない役割を担うことが多いことから指摘されており、補完性とは、既存の行政システムでは対応し切れないニーズを満たす性質のことであり、自己実現性とは、ボランティア活動がそれに参加する個人の自己実現の場の役割を果たす性質に注目した概念です。このような中、本町としてはボランティアの概念をどのようにとらえておられるのか、お尋ねします。
  また、先日の代表質問でも出ていましたが、本町でもやすらぎ支援員など有償ボランティアも始まっているということですが、有償ボランティアはどれぐらいまで広まっているのか、また、無償ボランティアと有償ボランティアはどのような基準で分けておられるのかもあわせてお尋ねいたします。

○議長(道上善崇君) 総務部長。
○総務部長(小北弘明君) まず、ボランティアの定義ということでございますけれども、ボランティアについての定義が示されるはるか昔より、人々は当然のこととしましてお互いに支え合いながら生きてまいりました。ボランティアの概念については、ご質問でも述べられておりますとおり、近年の目まぐるしい社会情勢の変化と合わせるようにしてその概念も変化しつつあることを認識しております。価値観やニーズの多様化に伴い先駆性や補完性が注目されまして、経済的な豊かさだけではなく心の豊かさ、つまりおっしゃいました自己実現性が求められているということも確かでございます。人々がお互いに、また自然と人が共生するためにも相互尊重、相互理解、相互扶助をする活動を広くボランティアとして呼んでおるというふうにとらえております。
  それから、ボランティアの活動がどのように進んでおるかということでございますけれども、その一端を申し上げるわけでございますけれども、本町におけるボランティア活動というのは、主に、社会福祉協議会にボランティアセンターというものがございまして、こういったところでさまざまな活動をしていただいておるというのが実態でございます。また後ほどでも概要を申し上げたいと思いますけれども、とりあえずご答弁とさせていただきます。
○議長(道上善崇君) 石井君。
○7番(石井洋二君) わかりました。有償ボランティア、無償ボランティアっていうあたりはどうかわかりませんか。どの程度、無償ボランティアがあって、有償ボランティアがどれぐらいあるのか、そのあたりのすみ分けっていいますか、基準はどのようになさっているのか、そのあたりは社協の方でしょうか。
○議長(道上善崇君) 総務部長。
○総務部長(小北弘明君) ボランティアということにつきまして、特にそれを今、主体で取り組んでおるというのは社会福祉協議会にございます、そのボランティアセンターに登録をされておるというのが、全体数ではちょっと把握はできておりませんけれども、大体20、30あるのではないかと、このように思っております。登録者については270名ということは把握はいたしておりますけれども、いずれもそれが有償であるか無償であるかというところまでのまだ分類はできておりません。
  以上です。
○議長(道上善崇君) 石井君。
○7番(石井洋二君) わかりました。前任者の質問の中でもありましたけれども、やはりそのようなあたりもある程度の基準なりガイドラインは、有償、無償、そのようなことについても必要なのではないかと考えます。ぜひご一考いただきますようにお願いしておきます。
  また、最近の傾向として、本町におきましてボランティアの関心が高まっているのか、ボランティアコーディネートの依頼、調整件数などは近年増加しているのか、最近10年ぐらいで大まかで結構ですので住民の関心度、そのあたりをお聞きしたいと思います。また、年齢層はどのような構成になっているのか、わかる範囲で結構ですので、その辺お聞かせください。
○議長(道上善崇君) 生活部長。
○生活部長(紺家儀二君) それでは、ただいまのボランティア活動に関する関心度、またコーディネート、その数ということでご答弁申し上げたいと思います。
  先ほど総務部長がご答弁申しましたように、本町におけるボランティア支援につきましては、主に町の社会福祉協議会にボランティアセンターを設置してございまして、そこにコーディネーターを配置して運営を行っておる現状でございます。
  ご質問のコーディネートの依頼並びに調整件数でございますが、ここ数年を調査した結果、大きな変動はなく、例年60から80、そういった件数となってございます。
  また、関心度についてのご質問でございますけれども、ご承知のとおり阪神・淡路大震災を契機に、兵庫県におきましてはボランティア活動の住民の関心も高まってございますし、また昨年夏に発生しました佐用町の災害、そういった際にも若者も参加する中で関心度が非常に高まっておるのではないかと、そのように感じております。

  また、ボランティアの年齢層、性別、そういったことで概括でございますけれども、今、申し上げました町の社会福祉協議会のボランティアセンターの登録者が270名程度でございます。その状況を見ますと、40歳後半以降の女性の方が多数を占めている、そういった状況にございます。
  以上でございます。
○議長(道上善崇君) 石井君。
○7番(石井洋二君) わかりました。大変関心を持ってきておられるということと理解します。
  チョッキン床屋など、また観光ボランティアガイドなど、ユニークなボランティアグループも数多く生まれてきていますが、そのほかにも機会は少なくても、また少人数でもユニークなボランティアがあれば教えてください。
  また、こんなニーズはあるのだが、こんなボランティアグループか立ち上がってくれたらなど、そういったものが現在あればお聞かせください。
○議長(道上善崇君) 生活部長。
○生活部長(紺家儀二君) それでは、ボランティアのユニークな活動といったことでご質問賜りました。
  ユニークな活動をしておられるボランティアグループとして、高齢者や障害を持つ方が気軽に、またおしゃれに服を着ることができるように仕立て直しをされるグループが活動されてございます。
  また、新しいニーズということでご質問もいただいたわけでございますが、住民の要望として高齢者の話し相手などのニーズがある、そういったことから、ボランティアセンターといたしましても傾聴、聞く方でございますが、傾聴ボランティア養成講座、そういったものも開催予定と聞いてございます。
  また、ご質問の中でもございましたが、観光関係では観光ボランティアガイドも活動されてございますし、代表質問でもございましたが森林ボランティア里山倶楽部という団体が杤原のめぐみの森や内馬場の森の管理、あるいは学校里山林との関係での体験学習のアドバイザーとして活躍願ってございますし、また松茸山の再生事業のボランティアグループ、そういったものも活動いただいてございます。
  以上でございます。
○議長(道上善崇君) 石井君。
○7番(石井洋二君) 今まで知らなかったようなボランティアグループもあるということで、このようなボランティア活動もぜひ大事に育てていただきたいと願います。
  道路、公園などの地域住民の参画と維持管理の縮減を図るアドプト制度のボランティアグループなどによる制度活用状況、またこの制度の浸透度、またこの制度を実施する中で問題点、また有効な点はどのようなところか、ありましたらお願いいたします。
○議長(道上善崇君) 建設部長。

○建設部長(新家佳夫君) 石井議員の、ボランティアグループ等によりますアドプト制度の制度活用状況についてご答弁申し上げます。
  町内におけます道路につきましては、県のアドプト制度で3団体、町のアドプト制度で7団体、公園で11団体が参加いただいております。なお、町道で2団体、公園で1団体が本年度新たに参加いただいたところでございます。
  アドプト制度の啓発につきましては、自治会長会や広報等で機会あるごとに行っております。
  アドプト制度は参加者と町との間で、県道、県管理河川では参加者と県及び町の三者で合意書を締結いたしまして、毎年活動開始前に計画書の提出を願いまして、活動終了後には活動報告書の提出をいただいているところでございます。
  アドプト制度に参加されておりませんが、地域の河川、道路をみずから清掃しておられる方もいらっしゃいます。このような方はアドプト制度に参加していただいている方と同様に活動いただいておりますが、制度があることは知っておられますが、書類の提出が面倒とかの理由によりましてアドプト制度には参加せず、自主的に活動を続けられております。このようなことから、手続の簡素化などを見直す必要があるのではないかと考えているところでございます。
  また、猪名川町の地域に愛されるきれいな道路や公園、河川づくりを進めるには、行政みずからが行うことには限界があり、地域の皆さんの参画と協働が必要であります。このことから、今後におきましても本制度の啓発を進めてまいりたく考えております。
  以上でございます。
○議長(道上善崇君) 石井君。
○7番(石井洋二君) かなり進展してるっていうことで認識いたします。
  ボランティアには素人集団のイメージもありますが、医師や教師、法律家、その他にも高度に専門的な技能を持つ人々がそれらの技能を生かしたボランティアを行う事例もあります。こうした存在は一般的にプロフェッショナルボランティアと呼ばれています。このようなボランティアをプロボラと呼び、広く普及しようとしている運動もあります。もっとこうなったらいいのにな、これってこうできるんじゃないの、そういった気持ちを社会に対して抱いたことは多くの人が持っています。それを、まあいいか、だれかが何とかしてくれるだろうとあきらめている人も多くいます。プロフェッショナルボランティアとは、仕事を通して身につけた知識、経験を、こんな活動やサービスがあったらいいなのために使うことですが、住民主体の自治型社会の重要なあり方であるとともに、貴重な、住民サービスともなり得ると考えます。
  これは何とかしないといけないという心のさざ波をそのままにしないで、私がやろうと動機づけ、意識改革し、ノウハウと機会を提供する役割の一たんは行政にもあるのではないでしょうか。
  さまざまな分野において、猪名川町には貴重で有用な人的資源は抱負にあると思います。ボランティア、NPOなどの活動はあくまで自主的な活動ですが、行政として現在もなされていると思いますが、コーディネートはもちろんのこと啓発、支援し、マネジメントすることをさらに学んでいただき、プロフェッショナルボランティアの普及を推し進めていただきたいと思いますが、プロフェッショナルボランティアの推進はどれぐらい進展しているでしょうか、お聞かせください。
○議長(道上善崇君) 教育部長。
○教育部長(井上敏彦君) それでは、プロフェッショナルボランティアということでご答弁を申し上げたいと思います。
  教育委員会は、ご承知のとおり学校支援地域本部事業に取り組んでございます。最も大きなボランティアの数を抱えることになっておるのでないかというふうに認識をしております。そんな中で、私どもの方からこのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。
  私ども学校支援地域本部事業におきましては、2月末現在855名のボランティアを抱えてございます。このうちプロとしての有資格者は27名、その職歴を経験されておられる方が17名ということになってございます。

  議員ご指摘のように、プロフェッショナルボランティアとおっしゃられる方々は学校支援の各分野において貴重なものと、このように認識をしております。コーディネートでも経歴から支援をいただく範囲を広く求めることが可能でありまして、大変ありがたく思っております。
  他方、プロとは言えないまでもできることをできる範囲で支援いただくボランティアの方々も多くございます。そして、この多くの方々に多方面で支えてもらっておるところでもあります。
  教育委員会としましては、プロ、ノンプロを問わず支援いただくボランティアの方々すべて、新たな生きがいを見出し活力ある地域づくりに大きな力を与えていただける、そういうふうな原動力になるもの、そして地域全体の教育力向上につながることと理解をして、今後も取り組んでまいりたいと、このように思ってございます。
  以上でございます。
○議長(道上善崇君) 石井君。
○7番(石井洋二君) わかりました。さらに推し進めていただきたいと思います。
  現在、6つのNPO法人が猪名川町では設立されているようですが、活動状況などはどうでしょうか。
  また、今後のNPO法人に対する数値的目標、これはまちづくり計画にも出てたと思うんですけれども、また、期待される活動などは、ありましたら。
  また、ボランティアを進めていく上で個人、NPO法人に限らず、公益法人制度改革により公益性を持つ一般社団法人、また一般財団法人も認可が容易になり、より社会事業に対して参画しやすくなっていますが、このような動きは本町では起こっているのでしょうか、お尋ねします。
○議長(道上善崇君) 総務部長。
○総務部長(小北弘明君) それでは、本町におきますNPOの設立状況でございますけれども、平成21年度におきましては7団体があるようでございます。その内容につきましてはまちづくりに関する活動、また環境保全への活動、高齢者・障害者福祉と青少年教育に対する活動、障害者や高齢者等の移送サービス事業、高齢者福祉増進活動とか地域文化活動、そういったものになっております。
  なお、今後のNPO法人に対する数値目標ということでございますけれども、総合計画の中で掲げておりまして、この総計の中では平成20年の数値でありますから6ということにしておりますけれども、平成26年の中間目標は10団体まで引き上げていきたいということで、その期待するところは、行政とのパートナーシップの中で参画と協働のまちづくりの実現のために、まちづくり協議会などによる地域コミュニティー活動とともに公益的活動を行うNPOの役割を果たしていただくと、こういうこととしております。
  なお、社会事業への参画につきましては、公益法人改革との関連は定かではございませんか、その意欲は高まってきているのではないかと、このように考えております。
○議長(道上善崇君) 石井君。
○7番(石井洋二君) わかりました。
  広報、また「ふるふるいながわ」では、ボランティアの紹介もよく見ますが、常時閲覧できる町のホームページ、また社協のホームページには、現在、ボランティアグループ、NPOの紹介、またボランティア活動、ボランティア募集などの情報がちょっと少ないのではないでしょうか。お隣の川西市では川西市のすべてのNPOが紹介され、また外部リンクもなされています。もっと積極的にホームページなどを活用された方がいいのじゃないかと思いますが、そのあたりはどうでしょうか。

○議長(道上善崇君) 総務部長。
○総務部長(小北弘明君) ボランティアグループやNPO団体の活動紹介につきましては、その時々のニュースとして広報やホームページで紹介しているところでございますが、ホームページ上のリンクについては、以前はかなり広範囲な団体までリンクをいたしておりましたけれども、今回のリニューアルの後は、その活動内容や記事の公益性など整理すべき課題がありましたことから、現在のところ公共的団体に限ってしております。
  ご指摘の、NPO法人を含めましてこの対象範囲の拡大につきましては、今後の検討課題とさせていただきたいと思っております。
  なお、社会福祉協議会につきまして、現在、ホームページを更新中ということを聞いておりまして、この中で、その後に登録ボランティアグループ等の活動紹介、そういったことを行っていきたいと、このように聞いております。
  以上です。
○議長(道上善崇君) 石井君。
○7番(石井洋二君) 速やかに整理していただきたいと思います。
  新たな発想によるボランティア、またNPO活動を生かした質の高いサービスでありながら効率のよい事業、またゼロ予算事業なども生まれてくるのではと期待しています。これらを進めていくためには、熱意はもちろんのこと高度な発想力、また企画力、また調整力が必要になってきます。他市、他町から学ぶことは大変重要なことですが、単なる模倣に終わることがないよう考える行政になっていただきたいと思いますが、現在、日常業務に追われるだけになっていないか、そのあたり、お聞かせ願えたらと思います。
○議長(道上善崇君) 総務部長。
○総務部長(小北弘明君) 財政状況が年々厳しくなる中で、少しでも安価で低廉な事業執行は究極の課題でございまして、そのためにはボランティアやNPO活動などの民間活動が公共サービスの1つの分野でも多くなっていただけることは、それだけ住民サービスの向上にもつながるものというふうに理解をしておりまして、このため、日々の業務に追われることなく職員一人一人が知恵を出し合って取り組んでいきたいと、このように考えております。
○議長(道上善崇君) 石井君。
○7番(石井洋二君) 十分に研さんしていただいて、促されてではなくみずから、また自立的に変革していく組織体制としていただくことを期待します。
  社会起業家が日本でも注目されるようになってきましたが、諸外国では多くの若者が早くから社会起業家を目指しています。本町の学校教育において、本町だけでなく日本社会の将来を見越してボランティア活動、NPO活動、また社会起業家をどのようにとらえ、どのように教えておられるのか、お尋ねいたします。
○議長(道上善崇君) 教育部長。
○教育部長(井上敏彦君) ご答弁を申し上げたいと思います。
  社会起業家、NPO、ボランティアなどに係る指導は、学校教育においては道徳教育を中心として行ってございます。道徳教育では、道徳的価値に基づいた人間としての生き方について自覚を深め、家庭や地域社会との連携を図りながら職場体験活動やボランティア活動、自然体験活動など豊かな体験を通じて生徒の内面に根差した道徳性の育成を図ると示されておるところでございます。

  このようなことから、学校では、道徳の時間はもとより総合的な学習の時間及び特別活動において、ボランティア活動等の体験を通じた学びを基本に、主体的に社会の形成に参画していきますよう、また国際社会に生きる日本人としての自覚を身につけるよう指導をしておるところでございます。
  以上でございます。
○議長(道上善崇君) 石井君。
○7番(石井洋二君) 日本青少年研究所が行った調査結果では、日本の中学生は夢をなくして、未来志向よりも現在志向に変わっているといいます。人生の見方について、アメリカ、中国、日本の比較の中で、社会のために貢献する、は日本の中学生が最も低く、自分の生活、趣味を大事にして平凡な家庭を築く、が最も日本の中学生は高かったと言われています。最近の調査でも、日本の中高生は総じて社会問題や政治問題への参加に対して消極的な態度を示し、中国とアメリカの生徒は強い参加意欲を示しています。本町だけの問題ではありませんが、心して取り組んでいただきたいと申し述べておきます。
  ネットワークは資源活用の重要なかぎとなります。川西市では、健康福祉部の長寿・介護保険課が中心となって毎月、市内にある福祉関連の事業所、福祉用具の事業所、NPO事業者など、60余りの事業所が集まり連絡会が開催され、貴重な情報交換の場になっていると聞いています。猪名川町ではどのようにしてボランティア、NPO活動のネットワークを構築されているのか。先日の代表質問での回答の中で、地域包括支援センターが中心となり、福祉分野では小地域福祉ネットワークを構築するという回答がありましたが、集まりの頻度など具体的にどのようなネットワークを考えておられるのか、またその他のボランティア、NPO活動などのネットワークとあわせてお尋ねいたします。
○議長(道上善崇君) 生活部長。
○生活部長(紺家儀二君) それでは、ネットワークの構築といったことで、ご質問の中では川西での具体的な取り組み例示されましてご質問いただいたわけでございます。
  猪名川町でも猪名川、川西等に事業所がある介護サービス事業所のケアマネージャーや福祉用具事業者が集まりまして毎月連絡会を開催してございまして、事例研究、あるいは情報交換を行っており、さらには外部の講師を招きまして高齢者福祉のあり方などの研修を開くなどの活動も行われておるところでございます。また、町の社会福祉協議会にあるボランティアセンターに登録されているグループにつきましても、行事の企画調整などのために、年3回程度でございますが連絡会を開催してございまして、その中でグループ間の情報交換や連絡調整を図っておるところでございます。
  このような現状でございますけれども、今後にありましてもこれら活動を側面的に支援をしながら、さらなる広がりを持って連携が図れるように働きかけもしてまいりたいと、そのように考えておるところでございます。
  以上でございます。
○議長(道上善崇君) 石井君。
○7番(石井洋二君) ガバメントからガバナンスへ、またトップダウンからボトムアップ、垂直統治から水平統治によるまちづくりがさらに重要となってきます。将来を見越して住民の自主的な力を十二分に引き出し活動をバックアップするとともに、時代にマッチした仕組みづくりをより進めていただきたいと申し述べて質問を終わります。
○議長(道上善崇君) 石井君の質問は終わりました。


 

石井洋二


 
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