猪名川町議員 | 猪名川町の将来を見つめる石井洋二通信

 

精神保健



 

平成21年度9月18日(第346回定例会)
猪名川町議会会議録検索システムから引用
ユニバーサル社会の実現度は

 

○議長(福井昌司君) 
  次に、石井君の質問を許します。
  石井君。
○5番(石井洋二君) 

 

 議長のお許しを得ましたので、通告書に基づいて、ユニバーサル社会の実現度はということで質問いたします。
  公民権運動を起源にアメリカで提唱されたユニバーサルデザインが日本に入り10年が過ぎる中、ユニバーサル社会の形成促進に関する決議が平成16年の国会で出席全議員の賛成で可決成立いたしました。兵庫県でもユニバーサル社会づくりひょうご推進会議が平成17年8月に設立されています。
  ユニバーサル社会とは、今までのバリアフリーの考え方をさらに発展させたもので、障害の有無、年齢、性別、国籍、文化などの違いにかかわりなく、一人一人だれもがそれぞれ対等な社会の構成員として自立し、相互にその人格を尊重しつつ支え合う社会、すべての人が安心して暮らすことができ、その持てる能力を最大限に発揮できる社会の形成を目指していくというものですが、本町においても行政と町民が一体となって取り組まなければならない課題であり、目標であるとともに、共生社会の実現に当たってなくてはならない視点と考えます。
  ノーマライゼーション、ユビキタス、インクルージョン、ダイバーシティの考え方と共通するところの多いユニバーサル社会の形成促進においては、ユニバーサルデザインの考え方を物や町などのハード面だけでなく、人の意識や情報、社会参加の仕組みにも取り入れることが重要であると言われています。
  本町でもユニバーサルデザインの考え方は総合計画、福祉計画などで広く盛り込まれ、多岐にわたり実践されているところですが、ひと、もの、まち、情報、参加と5つの目標が兵庫県では示されていますので、それに沿って猪名川町では具体的にどのように推進され、どの程度実現されているのか、また今後の課題などについてお尋ねいたします。
  まず始めに、ユニバーサル社会を実現していくために温かい思いやりの心をはぐくみ、年齢や性別、障害、文化などの多様な立場の違いを理解し、一人一人を大切に支え合うなどのユニバーサル社会実現に対する意識を高める必要がありますが、ひと、啓発という視点においては具体的にどのように推進され、どの程度ユニバーサル社会が実現されているのか、また今後の課題についてお尋ねいたします。
○議長(福井昌司君) 生活部長。
○生活部長(紺家儀二君) 

 

 それでは、ただいま石井議員からユニバーサル社会の実現についてといったことで、まず1点目はひとという観点からお尋ねをいただきましたので、ご答弁申し上げます。
  ご質問の中でも言われましたように、21世紀の成熟社会の中で目指すところのユニバーサル社会とは、年齢、性別、障害、文化などの違いにかかわりなく、だれもが地域社会の一員として支え合う中で安心して暮らせて、一人一人が持てる力を発揮して元気に活動できる社会であると、そのように考えてございます。
  このような中で、ひとという観点からは、高齢者、子供、障害者、妊婦、外国人などのさまざまな立場にある人々のことを考えたまちづくりをしていくことが求められてございまして、整備基準の画一的な適用、あるいはバリアフリー、そういったものだけにとどまらず、地域特性にも配慮しながら、よりわかりやすく、より便利に、より安全に、より快適に、満足できるといった視点で考えることが重要であろうかなと、このように考えてございます。
  これらにつきまして具体的にどのように推進しておるかというお尋ねでございますが、私の方から町の全般にわたりまして、多岐にわたりまして具体的展開してございますが、一端を申し上げますが、例えば健康福祉まつりとかそういったイベントの際には、住民の方あるいはそれだけではなく来場者にも一人一人を大切にし、支え合う意識の普及啓発活動、そういったものも実施してございますし、あるいはこれまでずっと実施をしてまいりました人権教育セミナー、あるいは人権学習、あるいは人権のつどい、そういったものも継続的に講演なども行い、意識啓発をいたしてございますし、さらに、子供たちに対しましても社会福祉協議会が町内の各小・中学校を対象に福祉教育協力校を指定をいたしまして、そこで高齢者との交流、ボランティアの体験、あるいは車いすなどの福祉体験学習、講演など、さまざまなものを実施をしております。今申し上げましたのはその一端でございます。
  今後でございますけれども、住民、行政、地域団体、企業などがさらに理解を深め、協力、協働してネットワークを広げ、情報を交流させ、さらなる実践検証を行うなど、各主体の率先した取り組みを推進し、だれもが主体的に生き、支える社会を目指すユニバーサル社会の実現に向けた努力をさらに重ねてまいること、これが課題と考えております。
  以上で答弁とさせていただきます。
○議長(福井昌司君) 石井君。
○5番(石井洋二君) 

 

 何か困ったことはありませんか、お手伝いしましょうなど、県では障害者の方々への声かけ運動に力を入れられており、多くの障害者の方が励まされる、勇気をもらったとおっしゃっており、ユニバーサル社会形成への成果が出ていますが、本町でも障害者の方々への声かけ運動、そのように名うって出前講座などを開催し、またユニバーサル社会に対する啓発をしてはと思いますが、いかがでしょうか。また、ユニバーサル社会実現に当たってはリーダーが必要です。ユニバーサルデザイン町民リーダー養成講座の開設などを企画されたらと考えますが、そのあたりはいかがでしょうか。
○議長(福井昌司君) 生活部長。
○生活部長(紺家儀二君) 

 

 それでは、ご答弁を申し上げます。
 まず、1点目でございますが、障害者の方々への声かけ運動の展開をといったことでございますが、今ご質問の中でもおっしゃいましたように、街の中で困っている人を見かけましたらまず自分から声をかけることが大切でございます。何かお手伝いすることがございませんでしょうか、あるいは声をかけられた方はありがとう、お願いしますといったような言葉がさりげなく声かけが出て、自然に助け合えることがうれしく思えるような社会で、そのようにありたいと考えております。
  町では平成19年9月から、ご案内のとおり、障害者の自立支援協議会という会議を立ち上げまして、そこには障害者団体はもとより、事業関係者の方も参画する中で、障害者が生まれ育った自分たちの地域の中で普通に暮らせる社会づくりに向けた意見交換、協議を行ってございます。より望ましい自立生活ができるよう支援していく取り組みを行ってございますが、これらともタイアップして、すべての人が個人として互いに尊重し合い、ひとしく社会に参加し、家庭や地域で生き生きと生活できるユニバーサルデザイン社会に向けて、今後もより一層住民への啓発と声かけの機会を拡大してまいりたいと考えてございます。
  また、ご承知のとおり、21年度の町長施政方針でも明記をいたしてございますが、「いーなー スマイル あいさつ運動」という運動を展開いたしてございまして、これら活動も相まって声かけ運動が住民の中に大きな広がりをもって展開していく、そのことがユニバーサル社会の実現にも結びつくのではないかと、そのように考えてございます。
  また、引き続きまして、リーダー養成、あるいは人材育成についてご答弁申し上げます。
  ご質問の中でも冒頭触れられましたが、兵庫県はユニバーサル社会づくりの推進のための取り組みを行ってございますが、県下全市町で1地区を実践モデル地区に指定していこうということで、20年度までに17市町が指定をされてございます。これは25年度末まで全市町へ拡大しようとされてございます。このモデル地域では行政、地域住民、事業者等で協議会を設置しまして、ハード、ソフト両面からユニバーサル社会づくりを推進していこう、そういう運動が展開されることになります。
  この実践モデル地域の取り組みにつきまして、本町では今直ちにとはまいりませんが、このモデル地域を実施する際、活動の中では人材も育っていくことでしょうし、その中でリーダー的な方もあらわれると考えてございます。そういった状況になりますればモデル事業でもあり、次のステップとしてリーダー養成講座の開催、あるいは他地域への講習等への派遣、そういったこともモデル地域の具体的な取り組みとあわせて検討をしてまいりたいと、そのように考えてございます。以上でございます。
○議長(福井昌司君) 石井君。
○5番(石井洋二君) 

 

 ユニバーサル社会の実現に当たっては、将来の推進の担い手を育成することも大変重要と考えますが、学校の現場ではどのように推進されているのか少しお聞かせいただけたらと思います。
  帯広にあります啓西小学校では6年生92人が総合学習の時間を使って、近くにある公園をだれでも使いやすいユニバーサルデザイン公園に変身させようと、車いすで危険箇所などを全員が車いすに乗って点検し、設計作業に取り組んでいる。同小学校は市と協力しながら、年度内に設計内容をまとめ、提言したいと考えておられます。市の企画課では小学校がユニバーサルデザイン化に向け公園設計に取り組むのは市内で初めてと、児童の視点を生かそうと期待しておられます。そういった例もありますけれども、このユニバーサルデザイン化に総合学習の時間の中で取り組むことによって、課題の解決能力や地域への関心の向上に非常につながる、そのように報告があります。
  本町ではどのような取り組みをされているのか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(福井昌司君) 教育部長。
○教育部長(井上敏彦君) 

 

 ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。
総合学習を通じてのユニバーサルデザインの勉強を子供のときから取り組ませるということは大変大事なことと、このように従来から考えてございますし、これまで総合学習の中で既に取り組んでおるところでございます。総合学習自体の内容、さまざまございますけれども、猪名川の自然から人、地域に学ぶということで、このテーマについては人権学習ともども最も重要なこととして取り組んでございます。
  今ご指摘のございました公園の物づくりというふうなところについても、過去に大島小学校区にございます出会い公園の設計の段階から、小学校5、6年生が総合学習だったと思いますけれども、自分たちの意見を計画に反映させるというふうな取り組みを進めてもらった経緯もございます。そういうことでただいまもらいましたご意見、既に取り組んでおることのご報告と今後もそれを一層発展させていく、そういうふうなことでご答弁とさせていただきます。
○議長(福井昌司君) 石井君。
○5番(石井洋二君) 

 

 いろいろなさまざまなところでユニバーサルデザイン化が進んでいるっていうことをお聞きして、非常にうれしく思っております。啓発のポスター、そういったものも募集してみては、そのようにも考えます。また、ユニバーサル社会を実現していくために、だれもが容易に物を利用し、質の高いサービスを共有する社会をつくる必要がありますが、もの、また物づくりという観点に対して具体的にどのように推進され、どの程度このユニバーサル社会がこの観点において実現されているのか、お尋ねいたします。
○議長(福井昌司君) 生活部長。
○生活部長(紺家儀二君) 

 

 それでは、ただいまポスターを募集してはどうかというご提案をいただいたわけでございますが、ユニバーサル社会の実現に向けまして広く住民のご理解と意識啓発を行うことは大切、そのようには考えてございます。その啓発の手段としてポスター募集といったことのご提案もございましたが、それも一方策でしょうと、そのようには考えてございますが、ただ、このポスター募集だけを一単体で事業展開することにつきましては、効果あるいは継続といったことがこれからの世の中をつくっていくいうことでございますので、継続とかあるいはそういったことを見ながら事業展開していくことも大切ではないかなと。ですので、ポスターを募集することについて否定をするものではございませんが、例えば先ほど申し上げましたような実践モデル地域の取り組みをいずれしていく時期が来るだろうと。そういった事業展開をする際の取り組み、例えばそれがポスターの募集であったりいうことも可能でございますので、その際の事業展開といたしたいと、そのように考えてございます。
  また続きまして、ユニバーサル社会の実現、今回はものという観点からはいかがかといったことでご質問を賜ってございます。
  ものといった場合にかなり広範なとらえ方ができると考えております。まず、ハードな対策としてバリアフリーあるいはエレベーターの設置、そういった事業が上げられるとこでございますし、また身近な生活利便で見ますと障害者の対応機能の多目的トイレ、あるいは車いすのまま乗れる送迎用自動車、あるいはまたその他生活の関連品なども含まれると考えているところでございます。
  これまでの取り組みといったことでお尋ねをいただいてございますが、道路施設のバリアフリー整備状況に対しましては、福祉のまちづくり重点地区事業でこれまでも取り組んでございまして、平成12年度より段差解消工事を行ってございまして、本年度で完了、これは場所としまして日生中央駅周辺地区でございますが、完了の予定といたしてございます。また、行政の窓口でもご承知のとおり、さまざまな利用者のための高さの違うカウンター設置、あるいは役場にもエレベーター設置、あるいは日生中央駅にもエレベーターの設置の補助なども行ってきたところでございます。
  今後につきましては、残る公園等の小規模施設のユニバーサルデザイン化に向けまして、管理者あるいは開発者に対して強く指導をいたしていくとともに、日生ニュータウン以外の大規模団地や今後の開発についてもユニバーサルデザインをもとに、積極的な指導を行ってまいりたいと考えております。特に公共性の高い官公庁の施設、その他の不特定かつ多数の利用に供する施設整備、案内標識、あるいは公衆電話等の公共工作物に至るまで広く配慮しなければならないと感じてございまして、これらはその多くを民間企業の事業活動に負うところも大きいことから、関連する民間企業等への働きかけを強化してまいりたい、そのように考えてございます。以上でございます。
○議長(福井昌司君) 石井君。
○5番(石井洋二君) 

 

 物づくりという観点から質問させていただきましたけれども、同時にこれはまちづくりっていう観点にも関係している。そしてそれも着々と進んでおる、そのような答弁をいただきました。
  九州のある県の知事はユニバーサルデザインの理念のない案件はゼロ査定する、このように宣言されたということですけれども、ユニバーサル社会を実現していくために、だれもが安心して住まい、自宅から街中まで安全、快適に移動し、活動できる社会をつくる必要があります。また、良好な地域コミュニティの形成、保健・医療・福祉機能が連携したケアの仕組みづくりなども組み込んだ福祉のまちづくりを一層進める必要がありますが、現在もピクトサインの積極活用などされておりますけれども、耳の不自由な方の筆談で対応することを伝える耳マークの設置などは本町ではどのあたりまで設置されていますでしょうか。また、ベビーベッドが設置されているトイレや車いすでも入れるトイレ、また腹部に排せつのためのストーマを造設された方の対応のトイレ、オストメイトトイレなど、多機能のトイレの設置状況についてお尋ねいたします。
○議長(福井昌司君) 生活部長。
○生活部長(紺家儀二君) 

 

 それでは、ただいま2点ばかりご質問いただきましたので、順次ご答弁申し上げます。
まず、1点、耳マークの設置につきましてでございますが、この設置につきましては、平成18年の7月に社団法人全日本難聴者中途失聴者団体連合会から、耳マークの複製、利用に係る承諾書をいただいてございまして、その承諾に基づきまして役場はもとより日生、六瀬の住民センター、あるいは図書館など、各公共施設での窓口に設置をいたしてございまして、対象者の方々への円滑なサービス提供に努めている状況にございます。
  また、あわせて多機能トイレの設置状況といったとことでご質問をいただいてございます。現在のところ、町内での主な公共施設、あるいは民間の量販店等における設置状況でございますけれども、ご質問一番最後におっしゃられましたオストメイトトイレにつきましては、公共施設系が3基、量販店系で2基の設置でございまして、ベビーベッド等、あるいはそういったものが備えつけられておりますのは、公共施設系では5基ございます。また、量販店でも6基ございます。それ以外にも身体障害者対応のトイレにつきましても、公共施設で13基、量販店でも4基が設置されている状況にございます。
  今後に向けましてでございますが、公共施設におきましては改修、改造、そういった際にスペースの問題とか、実は建物の構造上等の問題もございますけれども、可能な限りこれらのユニバーサルデザイントイレを設置していく、そういうことを検討の中に入れてまいりたい、そのように考えてございます。以上でございます。
○議長(福井昌司君) 石井君。
○5番(石井洋二君) 

 

 私が調べた以上にかなりトイレの対応なども進んでいると、非常に喜ばしいことだと思います。
  次に、教育施設のユニバーサル度について質問いたします。
建設年度によっていたし方ない面もあると思いますけれども、少しいろんな面で格差があるのではないかな、そのように思います。バークタウンのある小学校では音響設備が非常に悪くて、入学式、卒業式で校長先生などのあいさつが聞こえない。私も参加させていただいてるわけですけれども、そのようなことを強く感じました。入学式、卒業式、これは生徒にとっても先生にとっても非常に大切な場面です。もしそこに難聴の子がいれば全く聞こえないのではないか、そう思えるぐらい音響設備がよくありませんでした。言葉の力を推し進められていることと、これは相反しているのではないか、そのように考えます。こういった施設の整備、またそういったことに対する配分に対しても、予算の配分ですけれども、どのようになっているのでしょうか。
○議長(福井昌司君) 教育部長。
○教育部長(井上敏彦君) 

 

 ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。
私どもの方で前年度、本年度とも数千万円の修繕費用を学校として賜ってございます。その費用の中で緊急性のあるものから順次改修等を行っておるわけでございます。ただいま白金小学校の音響において非常に不備があるのでないかということで、今年度の改修ということでその取り組みを進めようとしておるところでございます。
  いずれにしましても、先ほどからのユニバーサルデザインを含めた一連のご質問でございます。私どもとしましては、教育施設、すべてにおいて耐震化が阪神間、県下トップを切って進めていただき、トイレ改修についてもこれで通常児童生徒が使用するトイレ等についてはほとんど整ったというふうに思ってございますし、一部障害のある方々の利用が十分かという部分がありますけれども、先ほども生活部長が申しましたように、学校の建物構造等々の関係からできることはやってもらっておると、このように教育委員会としては深く感謝をしておるところでございまして、今後施設の老朽化にあわせて必要な額については財政措置を強くお願いをし、確保してもらうよう教育委員会としてもお願いをしたいと、このように思ってございます。
  簡単ですが、ご答弁とさせていただきます。
○議長(福井昌司君) 石井君。
○5番(石井洋二君) 

 

 わかりました。私が言ってるのは白金小学校ではないんですけれども、かなり優先度にしてもこれは高いものではないかなと思いますし、費用の面からしても物すごくかかるというものでもないのではないかな、そう考えます。できるだけ速やかに解消していただいて、生徒がざわつくっていう、そういった中にもやはり先生の言葉が通じない、そのようなところからきているのではないかな、そういう感じもいたしました。ざわざわとなる、そのような背景には正しく言葉が伝わってないのがあるではないか。入学式、卒業式の中でそのように感じております。ぜひこれは実現していただきたい、そのように思います。
  次に、情報っていうことでお尋ねしたいと思うんですけれども、ごめんなさい。その前にもう一つ、このまちづくりの観点で質問いたしますけれども、猪名川町を通る阪急のバスルートの表示について少しわかりにくい表示が川西のバスターミナルにおいてあって、そしてこれ例えば若葉の方が若葉までバスに乗るのに間違って紫合でおりてしまった、こういう話を私何回か聞きました。もう少しわかりやすい方法はないのかな。ルートが何本もありますので、自分のおりたいところでおりるのが非常にわかりづらい、そういう感じを私もしたことがあります。行き先を何かボタンを押せばこのルートとこのルートしかありません、だれもが本当にわかりやすい、そのような設備づくりといいますか、そのようなものはできないのかな。また、こういったことを阪急バスさんにお願いはできないのかな、そのように思いますけれども、どうでしょうか。
○議長(福井昌司君) 総務部長。
○総務部長(小北弘明君) 

 

 阪急バスの行き先表示ということでございます。
  実際私もバスに乗ることが時々でありますけれども、ありますけれども、初めて乗るというところについては非常に自分がおりるところにバスがとまるのかなという不安はございます。高齢者の方、そういった方が不安をお持ちであるというのはそれはよく理解はいたします。このことについてはまた阪急バスの方に機会をとらえて申し上げていきたいとは思いますけれども、なかなかバス停という限られたスペース、またバスの表示板という限られたスペースの中でそのことができる、こういった方法でもってできるのではないかということをなかなか提案しづらい場合がございます。しかし、利用者の立場に立ってそういうことを考えていただきたいということについては、また機会をとらえて申し上げていきたいと思っております。
○議長(福井昌司君) 石井君。
○5番(石井洋二君) 

 

 ぜひこれもお願いしたいと思います。
  次に、ユニバーサル社会を実現していくために、だれもが多様な方法で理解しやすい情報を手に入れ、交換できる社会をつくる必要があります。パソコンやインターネット、携帯電話などの情報通信技術は自由に移動や活動のできない人や言葉ではコミュニケーションがとれない人にとって情報を容易に伝達したり、表現能力を高めたりすることにより、可能性や潜在的能力を引き出すことができる現時点で非常に便利な道具です。情報という観点において具体的にどのように推進され、このユニバーサル度ですけれども、どの程度実現されているのか、お伺いいたします。
○議長(福井昌司君) 総務部長。
○総務部長(小北弘明君) 

 

 情報にかかわる観点からの推進ということでございます。
  情報の推進につきましては、近年、情報通信技術の急速な進展によりまして、高度な情報化社会が形成されつつございます。これを踏まえまして、地域の情報化の現状を再認識して、本町の特性に応じた情報化施策を地域と行政が一体となって総合的かつ計画的に推進することを目的といたしまして、過般住民アンケート調査を実施しましたし、またその結果をもとに昨年度に猪名川町情報化計画を策定したところでございます。
  この計画は、人が、情報が交流する豊かな暮らしづくりを基本記念といたしておりまして、4つの基本目標を、1つは生活利便性の向上、住民との協働によるまちづくり、情報環境の充実、行政事務の簡素、効率化として、これらの目標を実現するための6つの重点施策、またこれにかかわります27の施策について定めておりまして、順次実施をしていきたいと考えております。これがユニバーサル社会の実現に結びつくのではないかと考えております。
  特にこれら施策の推進に当たりまして、町内のインターネット環境の充実、地上デジタル放送等への対応の一手法といたしまして、情報基盤整備事業を最優先課題と考えまして、今年度重点施策の1つである光ファイバー敷設事業を現在進めておりまして、今年度中にはサービスの提供を開始できるのではないかと、このように考えております。
  それと今後の課題ということでございますけれども、この計画を含めましてこの情報基盤をどのように活用していくか、あるいは住民の皆様にどのように活用していただくかにつきまして、また携帯電話や地上デジタル放送などの電波の難視聴についてどのように対応していくかについて、国、県等とも検討していく必要があると考えております。これらをもちましてこのことが自由に移動、活動できない人や言葉でコミュニケーションのとりがたい、とれない人たちへの生活基盤の拡大に結びつくと、このように考えておりますので、積極的に進めてまいりたいと考えております。以上です。
○議長(福井昌司君) 石井君。
○5番(石井洋二君) 

 

 米国では聴覚障害者への情報保証の必要性から、1996年の改正電気通信法ですべてのテレビ番組に英語の字幕の表示が義務づけられていますが、猪名川町でも「ふるふる!いながわ」は手話があり、また字幕も一部使われており、大変すばらしいと思っております。さらに、この字幕をふやすなど、工夫していただきたい、そのように願います。また、今新しいホームページが作成される段階に入っており、新しく生まれ変わるっていうことで大きく期待しているわけですけれども、ホームページの読み上げソフトなどもできれば視野に入れていただいて、視覚障害のある方でもホームページの文章を読むことができる、そのような非常にだれにとっても利用しやすい、そのようなホームページにしていただきたいと思います。
  最後に、参加と参画っていうことでお尋ねしますけれども、ユニバーサル社会を実現していくために、だれもが持てる力を発揮して働くなど、主体的に参加、参画できる社会をつくる必要があります。猪名川町でも各種講演会などで手話、また筆記などのボランティアが組織され、障害者の方々が参加しやすい、そのような講演会、また環境整いつつありますけれども、参加という観点において具体的にどのように推進され、どの程度ユニバーサル社会が実現されているのか、また今後の課題についてお尋ねいたします。
○議長(福井昌司君) 総務部長。
○総務部長(小北弘明君) 

 

 ちょっと質問のところが思っとったんと違うようになりまして、動揺いたしまして申しわけございません。
  ホームページにつきましては、もう既にご質問ではなかったんですけれども、今回その改築を進めておりまして、高齢者や障害者等への設計配慮を規定しましたWEBアクセシビリティーに準拠しましたホームページとしまして、その中で文字の拡大ができたり、また色合いを見やすい設定にしたり、音声読み上げソフトや点字表示ソフトなどの各種サポートツールの使用にも対応できると、そういうことで取り組んでおりますので、あえてご質問ではなかったんですけど、申し上げておきたいと思います。
  それからすべての方のいろんな活動への参加というところでございます。1つは当然参加がしやすいようにバリアを取り除いて、だれもがどういう状態であっても特別な配慮がなされずに参加ができるということが最も大切なことでございまして、そういうことについては先ほどから申し上げておりますようなまちづくりの基本理念に据えてまいりたいと考えております。もう一つは、それを取り巻く人たちがどのような気持ちで受け入れるかというところも大切なことであると思います。特別な方への配慮をしなければ参加ができないということではなくて、あるべき姿として当然そこに備わっておると。また、そういう一緒に活動される人たちの気持ちが当たり前の参加ができるというような意識を持っていただくような、そういう啓発を進めてまいりたいと考えております。以上です。
○議長(福井昌司君) 石井君。
○5番(石井洋二君) 

 

 10年ほど前の話ですが、私の友人でニュージーランドの方がポリオで車いすで日本で生活をされていました。日本に20年以上住まれていましたが、ニュージーランドに帰られることになりました。そのときに言われたことがニュージーランドに帰れば障害があっても自由に水泳もできるし、もっと自由にいろんなことができる、そのように言われました。私はその言葉が今も忘れることができませんけれども、障害者の方々のスポーツの推進などはどのように取り組まれてるでしょうか、お伺いいたします。
○議長(福井昌司君) 教育部長。
○教育部長(井上敏彦君) 

 

 それでは、障害者の方々のスポーツの推進についてというご質問でございます。お答えをさせていただきます。
  本町での障害者スポーツの推進につきましては、障害のある方々がさまざまな機会を通じて身近なところで気軽にスポーツに接することができるよう、関係機関が連携を図り、障害者スポーツ活動の推進に取り組んでおります。
  具体的な取り組みとしましては、毎年、福祉センターにおきましてふれあい運動会が開催され、障害のある人もまた健常者も障害の種別や程度に関係なく、多くの方々の参加をいただいております。さらには町のグラウンドゴルフ大会、ペタンク大会等にも参加をいただき、本当に多くの方々と交流を図っていただき、大好評となっておるところだと認識してございます。
  競技スポーツにおきましては、水泳、卓球、フライングディスクといった種目において、全国障害者スポーツ大会「のじぎく兵庫大会」や「チャレンジ!おおいた大会」を初め、各大会で優秀な成績をおさめられるなど、日ごろの練習の成果を存分に発揮される方々が本町からも多く出てきておるところでございます。
  障害者スポーツを推進していく上で欠かせないのがその活動場所と指導者の確保でありまして、教育委員会と体育協会、あるいは体育指導委員会の連携を図っておるところでございます。今後も障害者スポーツがすべての町民に応援され、ともに参加、そして体験ができるように、私どもとしてその機会をふやして、関係団体との連携をさらに図りながら推進をしてまいりたい、このように考えております。以上でございます。
○議長(福井昌司君) 石井君。
○5番(石井洋二君) 

 

 わかりました。このユニバーサル社会の実現っていう、今回は大変広いテーマで質問させていただきましたけれども、これを実現していくためには行政、町民、また議員一体となってこのユニバーサル社会、これをぜひとも実現していかねばと考えます。特に行政におかれましては強力にリーダーシップをとっていただきたい、そのように申し上げて質問を終わります。
○議長(福井昌司君) 石井君の質問は終わりました。

 

 


 

石井洋二


 
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